最近IKTMでは、TASC更新に伴う1000系の試運転が頻繁に運転されています。
このblogでも度々出てるそれです。
2/5も40ゥを使用した1012FのTASC試運転が行われていました。
その試運転が、40-113レ?場面において鵜の木駅を過走し、閉まりきっていない踏切に進入するという事故が起きました。当該編成は試運転を中止し、安全確認後すぐに雪が谷検車区に回送されました。
自転車で沿線へ出てみましたが、タッチの差で間に合わず撮れませんでした。

東急多摩川線における試運転列車の誤停車ならびに踏切進入について

http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/mid/oshirase/owabi_130205.html
↑こちらが東急の公式発表です。

基本的にどの駅も駅にくっつく形で踏切が設置してあり、列車が駅に進入してから鳴りだしたり閉まりだしたりするので、大幅に過走するとそのまま踏切に突っ込みます。
直前横断は珍しくなく、朝のラッシュ時間帯などは頻繁にそれで止まったりするので、この過走は下手したら人身事故を起こしていたかもしれないというかなり危ない状況です。
今回の過走距離は35m、2両弱もはみ出てしまったということですね。
今までの雪が谷史上ここまで過走してしまってことってあるんですかね?
そもそもホームに収まらない程の過走ですら珍しいので、35mはちょっと異常な数値だと感じてしまいます。
東急は「運転士のブレーキ操作が遅れたため。」と説明しています。
全駅全列車(臨時、回送、試運転も例外なく)停車であり、添乗員が複数運転台にいる状況のこの試運転で、35mも過走するほどブレーキのタイミングが遅れてしまうなんてありえるんでしょうか…。
車両側に何か故障等がない限り、それでしか説明できないのは確かですが。
列車の定時安全運行を作っていくはずの試運転で、このような事故が二度と起こらないよう東急さんにはがんばってほしいです。

なかなかショッキングなニュースでしたので取り上げました。
素人のアホな考察なので聞き流してください。